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安達太良山
2012 / 02 / 01 ( Wed )
日本百名山の主峰である安達太良山は、別名「乳首山(ちちくびやま)」とも呼ばれ標高1700mの山で篭山 矢筈森 船明神山 薬師岳 和尚山 鉄山 箕輪山 前ヶ岳 などに囲まれています。

今回はcherry副隊長 不在。。。
JV隊長 そして私も まったく登った事の無い山を 積雪状態でチャレンジしてみる事になった。 

まさに天候さえ荒れてくれれば ルートファイティング・ラッセル・ホワイトアウト訓練には 絶好の条件が揃った山行となるはず?だった・・・



AM3:45 出発準備完了・・・ 

勝負レンズは トキナー SD12-24 DXⅡ を装着 ボディは 一眼レフ入門機ラインの ニコンD3000。 




AM5:30 安達太良高原スキー場 無料駐車場着 

AM6:00 登山計画書通り 出発   

早朝から 圧雪車が ゲレンデ整地を行う脇を リフト一本分ほど登り 

 

2本目の中継リフトに取り掛かる 間を谷側に下ると 軽自動車1台が渡れるくらいの 小さな橋と共に くろがね小屋に向かう登山道が現れる

AM6:25 さてココから 「くろがね小屋」 と 「峰の辻」の分岐までは 夏時間なら1時間30分ほど 積雪期はどのくらい掛かるのか?team お得意の検証スタートである 




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AM6:45  夜明けと共に「馬車道」・「旧道」の標識が現れる



地形図や高原地図で確認すると この2つ道は 交互に交わる道で どちらを進んでも最後は 同じ1本道になるようです 


そうそう、すでに残念なことがあったんですよ・・・ 

なんと先週末 人入りが多かったのか トレースがバッチリ(汗)

まぁ cherry副隊長も不在と言う事もあり   
隊長と私は 「天気も良さそうだし、トレースもバッチリ ラッキーだったと言う事で♪」 

告知までしておきながら 全ての訓練が無くなってしまったのでした(笑)





AM7:00  殿(奥様)に無事を入電する JV隊長

この時 -10度  寒くてグローブ外すのも「酷」  雪山でメールなんて打てないって!! 
そんな私は同じくして 受信した 家内からの「がんばって!」メールに返信する訳でも無く 

頑張るつもりが今日はハイキングで終わりそう・・・(;´д`)トホホ… と空を見上げるのでした。




大雪警報どころか・・・ 俺 やっぱり 「晴れ男」 (汗)




晴天の中 登山道を示す 赤旗と共に しっかりと踏まれたトレース(足跡) を軽快に進む JV隊長と私




隊長から頂いた 私が写る 写真  その時撮影した 画像は ↓



なんか逆光で意味不明。。。 


 

きーんと 冷え切った空気  誰も居ない静寂な山    「最高です!!」




青と白のコントラストに 朝日を浴びて 燃え上がるかのように立ち上がる木々たち 




順調なロングトレイルが続く






レンズフィルターの効果とばかり思っていたが 実際に見る この空も すごく青かった・・・ 




訓練重視の登山のつもりが 2月企画中の雪山登山への 最高のプレゼンテーションに♪



山々が遠くに連なって見える光景に感動!!




今度はJV隊長と先頭を交代、 その時 目の前に迫る いやな雲が写ってたのは 気にもなりませんでした。





赤岳ではシャーベット状に凍って飲めなかった ポカリスエットも対策済み! 同じ気温帯にも関わらず全然凍ってません♪  美味い!!



そして 


(AM8:10 標識出発から1時間45分 途中休憩やメール・撮影など15分ロス 本来なら3時間見てたルートですが差し引き 完全コースレコード 夏時間ムード・・・で楽勝) 

この標識が 運命の別れ道になろうとは ・・・ そんな事など知る由もなく「楽勝ムード」入る 2人だったのです。

通常、夏のコースレコード 40分

「THE」 3時間  

これが雪山の過酷さか・・・ 


積雪の安達太良山にて訓練山行 その1は こちら





時折 腰上まで深く刻まれたトレース それでも太平洋側の福島県。  

地元 米沢の雪量に比べたら 3分の1以下 いや山側は下手すると5分の1以下



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それでも普段は頭上にある木々も 雪でご覧の通り肩下・・・ ハードシェルじゃなきゃ ウェアが破れそうで 木々を掻き分け ガツガツ進めません(汗)



(篭山が不鮮明の為、画像処理して見ました)

深く刻まれたトレースが突然 消える中 前方の篭山の若干右寄りを目指しルートファイティングするJV隊長 


「強風で消えたのかな~?」 

あの深いトレースは 時間切れで引き返して ルート変更・もしくは下山したものだったと 推測出来たのは 「篭山」と「矢筈森」を結ぶ 陵線近くまで踏み込み 胸まで埋まるラッセルで気が付いた後でした・・・ 




すいません この画像は まだトレースに物足りなさを感じて ワザとルートを外して見た時の画像です・・・





「篭山」を軸に 時折、吹雪の切れ間から見える 「鉄山」を捕らえ 2点確認法を使う

※2点確認法、ボーイスカウトでも採用されてる一般的な現在地確認法 

もちろん ガーミン・iPhone 2台のGPSで 自分達の確認に誤差がないか確認する。 
※iPhoneはオーバーグローブを装着したままでも使えるように対策済み♪ 

※地形図にプラスして 登山・アウトドア用時計で有名な スントやプロトレックなど標高を表示する時計があれば さらに正確性がUP♪ 
ちなみに僕の時計はストップウォッチしか機能のない 300円の時計です(笑) もちろん欲しいのは決めてますが 「気が向いたら?」で ついつい買い忘れてます・・・ それって もしかして必要性に迫られてないのかもしれません(汗)



前方の目標物が消えるも 最初の決めた方角に向かって進む JV隊長 もはや歩きやすそうなルートを探し当てて進むが・・・






藪漕ぎ 膝上~もも上~腰下 ラッセル状態・・・ 



こりゃ 2人じゃ えらい 大変なんですけど (TдT) それに雪質が軽すぎて 湿雪の様な 圧倒的な浮力が得られない (汗)




体重59kg JV隊長の後ろで 体重97kgの僕は腹まで埋って写真撮ってました・・・  

雪山は小柄で痩せてる人が向いてるかもしれません(TдT) 



ブーツの底にも もっさりと固まった雪  コレを丁寧に払い落として いよいよ ワカンの装着です。





スノーシューより 浮力は劣るものの 携帯性と急斜面の適応力は抜群のワカン さて 装着完了





おおっ!  一気に膝下じゃないですかーーー!! 隊長っ!^^v   でも僕は膝上~ キツイ・・・ (TдT)




さぁ! ここに来て2人のペースも一気に上がります!! 




そしてなんと! 偶然にも 登山道と登山標識を発見! でも 登山道など雪の下でどこ歩いても一緒ですが・・・(汗) 


さて ココが中間地点だとしても すでに AM9:25 夏場20分のコースを1時間15分 4倍も時間が掛かってます…


 

でも 始まりは これから トレースが無かろうが 目標物が視界から消えようが 深く深くと隊長が力強く進みます

 


後ろから僕は どちらにしようかな?神様の言うとおり状態(笑)    レンズ曇ってるんじゃなくて 凍ってます(TдT)



なんと目の良い 僕ちゃん♪  画像の丸に 赤旗発見 ^^v  どうやら進行方向バッチリ見たいです。




赤旗に向かって進んで頂くJV隊長 僕は体重が重いので その後ろ それでも埋ってます(TдT)

今のところ前方の視界は良いので 見つけたらラッキーくらいで ほとんど 赤旗は無視してました・・・ 




頑張れーーー!! 隊長~♪ 




まぁ でも この赤旗探しながら 歩いてたら日が暮れます やはり地形図によるルートファイティング力を身につけるのが大事ですね。




また木々に囲まれた・・・(汗) 

一応、最初はシェルが破れないか気になったけど 破れないと分かったら ポールと腕をクロスにして強行突破です。  でも顔に当たると痛い~(笑) 










ガンガン突き抜けます 寒いんでたいした汗もかきません 




しかし どこまで この状態が続くのか この孤独感 ソロだったら僕はきっと無理です 気持ちが続きません(汗) 




目標物が見えませんが 位置は概ね頭に描ける状態なので 進行方向だけ2人で確認しました。

雪山は平坦な地形ほど怖いそうです・・・ 






木々が低すぎて 這いつくばって抜ける場面も・・・





やりました! ようやく 「篭山」  「矢筈森」 の陵線が目の前に  ε-(´∀`*)ホッ



 

「篭山」の右裾あたりから安達太良山への分岐があるはずです 再度 位置確認と方向確認をします。





この時点でAM9:50  先ほどの中間標識から25分   くろがね小屋方面の分岐からはトータル1時間40分

このルート攻略は「安達太良山」と「くろがね小屋」の分岐までAM10:00着 レコードは2時間の計算でした
残り10分とは言え 予定レコードは20分を残してます 机上登山シュミレーション通りに 楽勝ムード♪


  

先頭を交代して 隊長が撮影してくれた私の画像 



そして



これが自分のデジイチで撮影した最後の1枚・・・ 

すでにラッセルでヘロヘロながら 飯補給でポーズ!  




ワカンを履いてるのに前方斜面は胸まで到達、 手前に雪を切り崩しながら踏み固めて前に進みますが1m進むのも大変・・・


  

腕だけでは時間が掛かりすぎるので ピッケルで切り崩しながらです 





「登りのラッセルは地獄」とは聞いてましたが コレほどまで辛いとは・・・  隊長と交代しながら進むも

せめて副隊長が居てくれたら (TдT)   

心も折れそうになりました 足も3回攣りました もし登りきれなかったら 帰りのルートも あの状態・・・ 

最悪はビバーク もしくは体力が続くなら くろがね小屋までのトラバース

「結局2人、道は切り開き進むしかない!」












夏場40分のコースを ジャスト3時間! 最後10分足らずの登りに1時間(汗) ようやく分岐点へ 

そして まだまだ地獄は続きます...  


ラスト、安達太良山までの25分のコースを 

「THE」 
1時間25分 
(汗)   
 


這いつくばってまで登りました 写真はありません・・・


(頂上に設置してある祠も 樹氷みたいにモンスター化してます・・・)

僕らは雪慣れしてるのでワカンで登りましたが 最後 安達太良山の標柱から乳首部分を登頂するには アイゼンを付けたほうが良いと思います。




感動の三角点タッチ!! 



JV隊長が三脚を担いで来てくれたので 記念撮影も出来ました^^ 



乳首を下山したら 僕らの後に続いて 後続の方々が続々と登頂してきました

「ありがとうございます! お陰で助かりましたと!」と
( ・ω・)モニュ? その場に居た隊長に


まさか この僕らがラッセルとルートファイティングの お礼を言われたとは・・・ 

登頂以上の達成感と感動が!! 山やって良かった~ 


「お互い様ですから」と 軽く頭を下げた JV隊長の謙虚さが すごく「らしくて」印象的でした 

この人こそ やっぱ okioff の隊長だよな~   




後続の方々は 全員が12本アイゼンに履き替えて それぞれが使い込まれたピッケルを片手に 乳首を目指し登って行きました

ううっ・・・ やっぱカッコいい(汗) 僕らも面倒くさがらず 履けば良かったかも(TдT) 

あんなに頑張って登った 記念写真が ワカンじゃスノーハイクぽっくなっちゃいましたね 隊長・・・(笑)

まぁ いいっか またひとつ大きな思い出になりました !

おしまい♪ 




 







 











team oki off ゆかい隊員 安達太良山 装備一覧 リンク



■ウェア
ハードシェル:    アークテリクス アルファ SV 
ミドルレイヤー2:   アウトドア・リサーチ ラディアント  
ベースレイヤー2:   ファイントラック メリノスピンサーモ

ダウンウェア2:   パタゴニア ダウンセーター  
※大休止時の低温に備えハードシェルの上に装着。



■パンツ
ハードシェル:    モンベル アルパインパンツ ゴアテックス
ミドルレイヤー:   
ベースレイヤー:   ワークマン 現場作業用ウールタイツ 



■フットウェア
ブーツ5:        スカルパ モンブランGTX
ゲイター3:       ヘリテイジ サガルマータ ロングスパッツ・ネオプレンフィックス
ソックス5:       ネスター エクスペディション
予備ソックス:    ネスター エクスペディション


■ヘッド・フェイス
キャップ3:       モンベル イヤーウォームキャップ クリマパイル
フェイスマスク2:    OR(アウトドアリサーチ) ソニックバラクラバ
サングラス:      
ゴーグル:       spoon  Revo PHANTOM2



■メイングローブ
オーバーグローブ2: イスカ ウェザーテック オーバーグローブ   
ミドルグローブ1:   イスカ シェトランド ウールグローブ
ベースグローブ:   KOHLA  サーマルグラブ ブラック




予備ミドルグローブ2:   KOHLA  コーラメリノグラブ


■テクニカルギア
スノーシュー:
ワカン:         エキスパート オブ ジャパン 
アイゼン2:       グリベル G12 ニューマチック
ピッケル:       ブラックダイヤモンド ベノムアッズウィズリーシュ57
ストック1:       コロンビア トレッキングポール
スコップ2:       オルトボックス プロフェッショナル アルミ2 


■ザック
ザック9:        グレゴリー セラック  45



■ストーブ
ソロストーブ:      プリムス P-114 ナノストーブ  




■ライト・ランタン
ヘッデン1:       ペツル ティカ XP2

■クッカー・武器
クッカー2:       
シェラカップ5:     belmont チタンシェラカップ深型600フォールドハンドル・チタン蓋
カップ6:       

武器1:         モンベル   スタックイン 野箸   
武器2:          PRIMUS  チタンスポーク       



■その他
ファーストエイド:    ドイター ファーストエイドキットバッグ M

水筒4:         ナルゲンボトル 1L 
水筒5:         THERMUS チタンボトル FEB-500T 

マルチツール2:     LEATHERMAN レザーマン Style 

ソフトクーラー:      グラナイトギア エクセルブロックM
ドリンクケース:      アウトドアリサーチ ナルゲン1L用 

※ソフトクーラー・ドリンクケース 凍結防止の為に使う


安達太良山 番外編





下りの景色も最高でしたよ~



胸までラッセルも下りなら楽勝~ 登りってホント別次元でした・・・ 

スキー場をソリで下りると怒られるので止めました 



良いんです あるもの利用しましょう(笑) 片道900円 ゴンドラ最高~ 動いてて良かった^^v 











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